上は岩から垂れ下がるイワダレゴケ
Hylocomium splendens、まさに岩垂れゴケです。 イワダレゴケは大型で、世界に広く分布するコケです。 多年性のコケで、上の写真の右下でよく分かりますが、前年度に成長してアーチ形に曲がった茎の途中から今年度の茎が出て、植物体は全体として階段状になります。 年次成長が明瞭ですので、この階段を数えることで、何年経っているかが分かります。
植物体を伐り株の上に置いてみました。 階段状になっている様子を平面の写真で表現するのは難しいうえに、毎年同じように成長できるとも限らず、難しいところもあるのですが、上の植物体で5~7年経っていると思います。
(2016.7.21. 北八ヶ岳)
昨年の7月に撮った写真ですが、まだ載せていなかったことに気付き、載せることにしましたが、コケに限らず、そんな写真がまだまだあります。 ブログに載せるより野外に行きたい気持ちの方が強いからですが、どうしよう・・・
◎ イワダレゴケの蒴や葉の様子などは
こちらに載せています
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