2017-06-23

蒴をつけたタカネシゲリゴケ


 写真はタカネシゲリゴケ Nipponolejeunea subalpina でしょう。 亜高山帯以上に分布するコケです。 倒れて他の木に引っかかり地上高 1.5mほどの所で横になっている幹についていました。
 赤い円で囲った部分など、花被の3稜が目立ちます。


 背片の縁には長毛が見られますが、全ての背片に長毛があるわけではありません。


 枝の幅は葉を含めて 0.5mmほどです。(上の写真の最小目盛は 0.1mmです。)



 腹片の長さは背片の3/4~同長、腹葉の幅は茎径の2倍ほどでした。

(2017.6.15. 北八ヶ岳)

◎ タカネシゲリゴケはこちらにも載せています。

 

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