Part1の 2013.9.14.からの引っ越し記事です。
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大阪府河内長野市の岩湧山の近くのハイキング道を歩いていると、日当りのいい所に、スキバツリアブ Villa limbata が何頭かいました(9月9日)。
スキバツリアブは漢字で書けば「透翅吊虻」で、糸で吊り下げられているようなホバリングをするツリアブの仲間で、翅が透明だということでしょう。
見ていると、あちこちで、腹端を砂に突っ込んで細かく振動させています(下の写真)。 このような行動は、この場所だけで数例観察できました。
帰宅後に調べてみると、Aclerisさんのところには、スキバツリアブは腹端部のくぼみに砂粒を取り込むと書かれてあり、腹部の取り込む場所(砂室)と、取り込まれた砂粒の写真も載せておられます。 砂は卵のカムフラージュに使われるようです。
具体的に砂がどのように使われるのかについても、おちゃたてむしさんとezo-aphidさんとの間で検討されています(こちらのコメント)。 しかし、産卵の現場(砂がどのように使われるのか)の観察例は、まだ無いようです。 産卵の現場をぜひ見てみたいものです。
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