胞子体をつけたキャラボクゴケ
Fissidens taxifolius の群落です。
キャラボクゴケとコホウオウゴケはよく似ていて、葉で確実に見分けるには顕微鏡が必要です。 しかし胞子体をつけている時に見分けるのは簡単です。 キャラボクゴケの胞子体は茎の基部から出るのに対し、コホウオウゴケの胞子体は茎に側生します。
葉と比較して小さく細長い雌苞葉です。
上は葉の背翼から腹翼にかけての中肋付近の横断面です。 うまく切れていませんが、背翼にも腹翼にもマミラが認められます。 中肋にも表裏の違いは無さそうです。
(2018.12.8. 堺市南区鉢ヶ峯寺)
◎ キャラボクゴケの葉を表面から見た様子は、
こちらや
こちらに載せています。
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