上はコンクリート壁についているスズゴケ
Forsstroemia trichomitria です。 雨で濡れて葉がよく開いています。
これまで何度か見ていますが、全て樹幹にあったもので、このようにコンクリート壁についていたのは初めてです。
帽を被った蒴をたくさんつけていました。
帽を外してみました(上の写真)。 蒴は卵状円筒形で、蓋は細く長く伸びています。 濡れていた時は帽にくっついていて分からなかった上向きの毛が帽から離れて立ち上がってきています。
乾くにつれて葉は茎に接してきています。
葉はほぼ全縁で、葉面は凹んで縦じわがあります。 中肋は葉の中央付近で消えます。
上は翼部です。
葉身細胞は長楕円形で厚壁です(上の写真)。
上は胞子です。
(2018.12.12. 西宮市名塩)
◎
こちらには蒴歯の様子などを載せています。
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