写真はキダチヒダゴケ Thamnobryum plicatulum だろうと思います。 コトラノオゴケという別名があるように、オオトラノオゴケによく似ています。
這う一次茎から二次茎が立ち上がり、二次茎は枝分かれして横に広がっています。
二次茎の下部は細長い柄のようになっています。
上は二次茎の下部です。 三角形の小さな葉がまばらに圧着しています。
細い枝の葉は丸くつき、茎の葉は多少扁平についています(上の写真)。
上は枝葉です。 上部の葉縁には歯があり、中肋は葉先近くに達しています。
同じ属のオオトラノオゴケやキツネゴケなどとは異なり、中肋背面に歯はありません(上の写真)。
上は葉身細胞です。
(2023.12.30. 高知県 横倉山)
◎ キダチヒダゴケはこちらにも載せています。
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