上の黄緑色のコケはトゲハヒシャクゴケ Scapania hirosakiensis だと思います。 奈良県 天川村の標高900mのスギの朽木についていたものを、 8月26日のオカモス関西の顕微鏡観察会で分けていただきました。 分布は平凡社によると、紀伊半島以北の本州の亜高山帯となっています。
葉の縁は鋸歯状で、外観はややウニバヒシャクゴケに似ていますが、それより小さなコケです。
腹片は長楕円形で、縁に長披針形の歯があります。 背片は腹片の3/4以下の長さで、やはり葉縁にはやや長い歯があります。 キールは明瞭で、翼はありません。
上は腹片の歯です。 歯は1細胞幅で、先端は披針形の細胞からなっています。
上は腹片の表面です。 葉身細胞の表面には顕著ないぼ状ベルカが密生していて、細胞の形が分かりづらくなっています。
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