下はPart1の2013年1月25日に載せていたものを、大幅に書き換え、こちらに引っ越しさせたものです。
上はアブラニジモントビコバチ( Cerapteroceroides fortunatus )だろうと思います。 堺市南区岩室で 2013年1月25日に撮影しました。 体長は1.0mm、翅端までは1.2mmでした。
本種は高次寄生蜂で、アブラムシに寄生するアブラコバチに寄生します。 体はずんどうでやや扁平、中脚が長くなっているのはトビコバチ科の特徴です。 触角は扁平で、見る角度によって、厚さが全く違って見えます。
冬に見られるコバチの仲間は、ほとんどが秋に交尾を済ませたメスで、産卵する春まで寒さに耐えているようです。 オスは交尾を終えると死んでしまい、今見られるオスがいたら、それは今が交尾期の種だろうということです。 ですから、この写真のものもメスで、雄は翅の斑紋もなく雌とはだいぶ異なった姿をしているようです。
◎ こちらには長さにして本種より2倍大きいニジモントビコバチを載せています。
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