2025-08-23

マルバツヤゴケ

 写真はマルバツヤゴケ Entodon concinnus subsp. caliginosus でしょう。 石灰岩上にありました。

 茎は羽状に分枝しています。 上の写真の背景は1㎜方眼ですので茎の長さは約6cm、平凡社では茎の長さは10cm前後になるとあります。

 葉には光沢があります。 枝葉は茎葉より小形で細長くなっています。

 上は茎葉です。 和名のとおり、よく見るヒロハツヤゴケより円みがあります。 翼部が暗いのですが、その理由は・・・


 上の2枚は別の葉の翼部ですが、いずれも翼部の細胞は重なって見えます。

 上は翼部の横断面です。 翼部は2~4細胞層の厚さがあります。

 上は葉身細胞です。

(2025.8.18. 伊吹山)

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