2016-08-10
カクムネヒメハナカミキリ
写真はカクムネヒメハナカミキリ Pidonia orientalis でしょう。 シシウドの花に来ていました。 ネットで調べた限りでは中部地方でよく見られているようです。
(2016.7.21. 北八ヶ岳)
2016-08-09
2016-08-08
イボカタウロコゴケ
写真はイボカタウロコゴケ Mylia verrucosa です。 和名を漢字で書けば「疣肩鱗苔」で、1枚目の写真のように、茎に頂生する花被(赤褐色の色のついた部分)の表面に疣(いぼ)状の突起があり、2枚目の写真のように上から見れば葉が鱗のように並んでいます。
上は花被をほぼ上から撮ったものです。 花被の全周に疣が見られます。
茎葉体の苔類としては大型で、見栄えがします。 上のスケールの数字の単位は mm です。
花被を破いて中の若い蒴を確認しました(上の写真)。 仮根は茎の腹面に密生しています。
葉身細胞はトリゴンが大きく、表面は著しいひび割れ状になっていて、ベルカ(細胞表面にある微小突起)も認められます。
(2016.7.21. 北八ヶ岳)
◎ こちらでは本種の葉の様子などをもう少し詳しく調べています。 また、こちらには胞子体を伸ばした本種を載せています。
2016-08-07
ヒメミノリゴケ
上はスギの樹幹に生えるヒメミノリゴケ Acrolejeunea pusilla です。 ヒメミノリゴケはこのように樹幹に着生する小型の苔類です。
上は腹面から撮ったもので、腹片も腹葉も写っているのですが、腹葉は少し分かり辛くなっています。 じつはこの写真は2枚を深度合成(=多焦点合成)したもので、深度合成する前の腹葉にピントの合っている写真が下です。 腹葉の様子はこの方が分かり易いですね。 特に顕微鏡写真では深度合成するとかえって分かりにくくなる場合かあることの例です。
腹葉は少し角ばった円形で、全縁です。
上は1枚の葉を撮ったものです。 腹片は背片の1/2~1/3で、2歯があります。
(2016.7.13. 京都市 西芳寺川)
◎ ヒメミノリゴケの葉身細胞の様子などはこちらに載せています。
2016-08-06
ミカドアリバチ
写真はミカドアリバチ Mutilla mikado のメスでしょう。 餌を探してでしょうか、暑い中をかなりの速度で動き回るので、撮影には苦労しました。 体の横からや顔の正面からも撮りたかったのですが・・・。
和名は「大型のアリのようなハチ」の意味です。 「大型の」といっても「アリのよう」ですから、周囲のコケからもわかるように、体長は1.5cm前後です。 なお、オスは翅があり、胸部も黒い色をしています。
幼虫は、マルハナバチ類の幼虫に捕食寄生(注1)するようです。
(2016.7.22. 長野県茅野市 横谷峡)
(注1) 捕食寄生
寄生虫などの寄生の場合、寄主が死ぬと寄生者も生きていけないので、寄生者が寄主に与えるダメージはわずかです。 しかし寄生蜂などの場合は、寄生者が蛹になる段階で寄主は死んでしまいます。 このような寄生者を、前者の真の寄生者(パラサイト)に対し、捕食寄生者(パラシトイド)と呼んでいます。
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