写真はナガハハリガネゴケ( Bryum coronatum )でしょう。 通り道のすぐ横の土の上で、幸運にも踏まれずに胞子体を伸ばすことができたようです。
世界の熱帯~亜熱帯に分布するコケで、日本での分布は
蒴は垂れ下がります。 1枚目の写真では蒴がまだ若く、その特徴がはっきり出ていないようですが、蒴の頸部は壺よりも太く、こぶ状の盛り上がりがあり、急に細くなって蒴柄に続きます。
乾燥すると上のように葉をくっつけます。 葉の縁は外曲しています。
中肋は葉先から長く突出しています。 舷は不明瞭です。
(2016.1.6. 堺自然ふれあいの森)