2017-08-28

オオモンシロナガカメムシ

 堺自然ふれあいの森で、たくさんのオオモンシロナガカメムシ Metochus abbreviatus をみつけました。 落ち葉の積もった地面に少し振動を与えると、表面に出てきて逃げまどうのですが、素早く走り回ってすぐに落ち葉の下に潜り込むので、撮影は容易ではありません。 朽木の樹皮の上などに上がったところを素早く撮影です。
 生活環はよく分かりませんが、今回は成虫も観察できたものの、幼虫の方が多く見られました。(以下の成長の順に並べた5枚の写真は全て 2017.8.22.の撮影です。)


 上は翅原基の小さな、触角に白い斑も出ていない幼虫です。



 少し成長して触角の白い斑がはっきりしてきました。


 翅原基がかなり大きくなってきています。


 上は成虫です。 翅の白い紋がよく目立ちます。

こちらには奈良の春日山原始林で撮ったオオモンシロナガカメムシを載せています。 おもに照葉樹林の林床で見られるカメムシとされていますが、その後の私の観察記録を見なおしてみると、たしかに林の中またはその周辺で観察していますが、地面に落ちた果実や地下茎などの汁を吸って餌としているようで、照葉樹林とは限らないようです。