2017-08-12

シベリアカタアリ


 上はシベリアカタアリ Dolichoderus sibiricus でしょう。 樹上性のアリで、「堺自然ふれあいの森」では、2階建ての「森の館」の屋上から樹間を延びる木道の手すりなどでよく見かけます。
 下もシベリアカタアリだと思いますが、模様は個体差だとしても、形態が少し違うようにも見えます。 もしかして女王アリかとも思ったのですが、シベリアカタアリの働きアリと女王アリの違いを書いたものを見つけられませんでした。 女王アリで正解だったようです。(詳しくはコメントを見てください。)



(2017.8.8. 堺自然ふれあいの森)

2 件のコメント:

博多権三 さんのコメント...

失礼致します.
2,3枚目はシベリアカタアリの女王で間違いないと思います.
女王と働きアリの簡単な見分け方は胸部と腹部の大きさです.女王は飛行する種類ではそのための筋肉が必要なため胸部が大きく発達します(飛行を行わない種類には無翅女王というのもいて,胸部があまり大きくなりません).腹部も卵がたくさんできるため大きく発達しますが,このシベカタのように大して大きくならないものもいます.

左木山祝一 さんのコメント...

いつもありがとうございます。要を得た説明をいただき、スッキリしました。