避暑を兼ねて水のちょろょろと流れる谷筋を散策。 上はそこにあったケチョウチンゴケ
Rhizomnium tuomikoskii です。
場所は
1月に撮ったケチョウチンゴケとほとんど同じ所です。 1月の時よりも葉の上の仮根も無性芽も少ないのは、春にできた新しい葉の上に仮根や無性芽が作られつつあるところだからでしょう。
葉は幅広い倒卵形またはうちわ形で、長さ6mmほどです。
上は葉先付近です。 中肋は葉先近くに達し、葉の先には小さな突起が見られます。 葉縁は全縁で2~5列の舷があります。
葉身細胞はやや長い六角形で、壁は一様に肥厚しています。
上は葉の上にあった仮根です。 苔類の仮根は単細胞ですが、蘚類の仮根は多細胞です。
(2017.8.11. 堺市南区豊田)
◎
こちらでは、胞子体をつけたケチョウチンゴケで、葉や茎の特徴などを見ています。
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