Part1 2013.4.1.からの引っ越しです。
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ソメイヨシノの花にニュウナイスズメ、メジロ、ヒヨドリなど、いろんな鳥が来ていました。 目的は花の蜜でしょう。
メジロはいかにも桜の花の蜜を吸いやすそうな体のサイズと体型です(上の写真)。 ヒヨドリは、体は大きいのですが、嘴が細く、ソメイヨシノの花に嘴を差し込んで蜜を吸っていました(下の写真)。
これに対して、ニュウナイスズメの嘴は太く、花筒に嘴を差し込むことができず、花をちぎって食べていました(下の写真)。
桜にすれば花粉媒介してもらうことは期待できませんが、元来ソメイヨシノは種子で増やしてはいません。
ニュウナイスズメは、関東地方以南で越冬し、繁殖は本州中部以北で行います。 ですから近畿地方に住む私としては、花が荒らされるのは大目に見て、ニュウナイスズメへのお別れの餞別としたい気がします。
上の写真2枚はニュウナイスズメのメスです。 メスは薄茶色で、淡色の眉斑が目立ちます。
これに対してオスはスズメに似ていますが、頭上も背もスズメより明るい赤栗色で、
スズメに見られる頬の黒斑はありません(下の写真)。
もちろんオスだって桜の花の食べ方はメスと変りません。
(2013.4.1. 奈良県 馬見丘陵公園)
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