コチャルメルソウ

　上は、残念なことに花序の途中からなくなっていますが、コチャルメルソウ Mitella pauciflora でしょう。　葉は上の写真の左下に写っている毛の多いものです。
　チャルメルソウの仲間の多くは地域性が強く、限られた地域にしか分布しないのですが、このコチャルメルソウは全国に分布し、個体数も多い種です。

　コチャルメルソウの特徴としては、花序につく花の数が他種に比較して７～８個と少なく、全ての花がほぼ同時に咲くことが挙げられます。　花は、花弁が羽状に７～９裂し、ガク裂片は平開～反転しています。

（2018.3.31.　赤目四十八滝）