2018-04-05

タチネコノメソウ、シロバナネコノメ

 3月31日に赤目四十八滝で咲いていたネコノメソウ属( Chrysosplenium )です。



 ツルネコノメソウ C. flagelliferum とタチネコノメソウ C. tosaense はよく似ていて、両者の違いは走出枝つまりツルの有無ですが、この時期はまだ走出枝を出しておらず、はっきりしないのですが、なんとなくの雰囲気で、ツルネコノメソウにしておきます。
 コメントをいただき、タチネコノメソウだと教えていただきました。 花時でも根出葉の形で区別できるようですし、近畿ではツルネコノメソウは標高900m以上でないと見られないとのことです。 やはりなんとなくの雰囲気ではダメでした。


 上はシロバナネコノメ C. album でしょう。 白い花を咲かせるネコノメソウ属には、これの変種のハナネコノメ C. album var. stamineum があるのですが、花弁のように見える白いガク片が写真のものほど尖っていません。
 このネコノメソウについてもコメントをいただいています。 ハナネコノメとシロバナネコノメソウの近畿地方での区別は難しいが、茎に毛が多い物が母種のシロバナネコノメソウとされているとのことです。 茎の様子は撮っていませんでした (-_-; 

2 件のコメント:

Chrysosplenium さんのコメント...

ツルメコノメソウとタチネコノメソウは花時でも根出葉の形で区別できます。近畿ではツルネコノメソウは標高900m以上でないと見られないですね。赤目のものはタチネコノメソウです。
ハナネコノメとシロバナネコノメソウの近畿地方での区別は難しいですが、茎に毛が多い物が母種のシロバナネコノメソウとされています。

左木山祝一 さんのコメント...

ありがとうございました。
タイトルを含め、さっそく訂正しておきます。