擬木にいたカミキリ、サビカミキリの仲間は似た種類が多く難しいのですが、トガリシロオビサビカミキリ Pterolophia caudata ではないかと思います。 この仲間は動きが緩慢ですが、体を擬木の模様(汚れ?)に合わせるようにして全く動きません。 普通に横を歩いて通っても、気がつかないでしょう。
昆虫が周囲に合わせて目立たないようにしているところによく出会います。 しかし昆虫は周囲とどのような関係の位置にいるのか、どうして分かるのか、不思議です。
光の当て方を工夫し、マクロ撮影で背景をボカせば、くっきり写ります。 翅端は和名のとおり尖っています。 赤い矢印で示した黒い班は・・・
赤い矢印で示した所は、上から見ると黒い斑に見える部分ですが、瘤状に隆起しています。
かなり厚みのある体です。
(2021.6.17. 箕面の森)
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