温帯の重要な花粉媒介者であるマルハナバチの仲間は、日本に15種ほどいるといわれています。 北海道の野幌森林公園では、エゾオオマルハナバチとセイヨウオオマルハナバチの両種を比較することができました(2022.8.23.撮影)。 姿も大きさもよく似ていますが、白い毛と黄色の毛の位置がほぼ逆です。
上の2枚はエゾオオマルハナバチ Bombus hypocrita ssp. sapporoensis です。 オオマルハナバチの亜種で、北海道各地では普通に見られる在来種です。
上の2枚はセイヨウオオマルハナバチ Bombus terrestris です。 農作物の受粉によく利用されるのですが、逃げ出したものが野生化し、様々な生態系の攪乱を引き起こすとして問題にされ、日本でも特定外来生物に指定されています。
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