樹幹に蒴のあるクビレケビラゴケ Radula constricta が育っていました。
背片は広卵形で円頭、葉縁には無性芽がついています。 腹片は上の写真ではよく分からないので、深度合成したのが下の写真です。
腹片はほぼ方形で、上部の角はやや尖っています。 茎側の縁はやや耳状になりますが、茎を超えることはありません。
上は背片の葉身細胞です。
上は花被の基部近くから出ている枝を取り去って撮っています。 裂けた蒴には弾糸がたくさん残っていて、糸くずのように見えています。
上は弾糸です。
上は茎の横断面です。 表皮細胞と内部の細胞とはほとんど違いがありません。
(2023.5.13. 愛知県設楽町 標高1200m付近)
◎ クビレケビラゴケはこちらやこちらにも載せています。
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