写真はケビラゴケ科のクビレケビラゴケ(
Radula constricta )でしょう。 円い葉の葉縁にたくさんの無性芽をつけています。
上は腹面から撮ったものです。 腹片は背片の長さのほぼ1/2で方形です。 腹葉はありません。
ケビラゴケ科は日本ではケビラゴケ属のみです。 上の写真のように、仮根が腹片の中部に束生するのは、この属の特徴の1つです。
(2015.7.15. 高槻市摂津峡)
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クビレケビラゴケの葉身細胞の写真を下に追加しておきます。
(材料:2017.5.10. 高槻市出灰で採集)
◎ クビレケビラゴケは
こちら(蒴あり)や
こちらにも載せています。