2023-05-18

モミゴケ

 写真はモミゴケ Schlotheimia grevilleana です。 伐採木についていました。

 茎は這い、多くの短い枝を上方に出します。 枝の下部や茎は赤い仮根に密に覆われています。
 上は乾いた状態で、葉は螺旋状にねじれています。

 上は湿った状態です。 上は長い枝を選んで撮っていますが、それでも枝の長さは1cm前後です。

 上は枝葉です。 中肋は強壮で、葉先から短く突出しています。 葉縁は全縁です。

 葉身細胞は厚壁で、内径は10~14μmです(上の写真)。 葉身には弱いしわがあるため、全面にピントを合わせることはできません。

 帽は長い円錐形で、下端は5~6個のに分かれているのですが、上の写真では小舌片は折れて欠け、わずかしか残っていません。

 蒴は円筒形で直立しています(上の写真)。 蒴柄の長さは、上の写真で約4mm、平凡社では 2.5~7mmとなっています。

 外蒴歯は反り返っています(上の写真)。

 湿ると外蒴歯も立ち上がりました。 外蒴歯は鈍頭で舌形です(上の写真)。

 上は内蒴歯の歯突起にピントを合わせています。 内蒴歯の歯突起は線形です。

 上は仮根です。 仮根にはパピラがあります。

(2023.5.12. 愛知県設楽町 標高約800m)


0 件のコメント: