写真は大阪府の能勢町で咲いていたキガンピ Diplomorpha trichotoma です(9月24日撮影)。 開花期は夏ですので、花はほとんど終わりかけていました。 本種はジンチョウゲ科の落葉低木で、同じ属のガンピの葉は互生ですが、本種の葉は対生しています。
本種もガンピも、その樹皮はとても良質の和紙の材料になるのですが、栽培が難しく、大量の製紙の材料にすることができません。
上の写真の花を見ると、ガクが無いように見えます。 じつはガクが無いのではなく、花弁が無く、花弁のようにみえるのがガクです。 オシベも4本のようにみえますが、じつは8本あり、4本は少し下にあって、見えていません。
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