写真はバクチノキ Laurocerasus zippeliana です。 常緑の高木で、関東以西の暖地に分布します。
上は京都府立植物園で10月15日に撮った写真で、たくさん花をつけていました。 ちょうど1週間前にもこの木の前を通ったのですが、その時は花は全く咲いていませんでした。 今年の夏は異常に暑く、開花が遅れていたようで、少し涼しくなるのを待ちかねていたような咲き方です。
本種はバラ科で、サクラの仲間と近い関係にあります。 花はソメイヨシノのガク筒を広げて平らにしたようなつくりになっています。
樹皮はよく目立つ色をしています。 和名の由来は、上のラベルにもあるように、博打(ばくち)に負けて身ぐるみ剝がされた姿に例えられたものとされています。
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