写真はタカネハネゴケ Plagiochila semidecurrens のようです。 朽木の上で育っていました。 上の写真のように葉が垂れ下がるのが本種の特徴の1つだと聞きました。
葉は背片が強く外曲しています。
葉縁に歯がありますが、背縁の歯は小さく少数です。
葉の基部にはビッタ状の細長い細胞があります(上の写真)。
上は葉身細胞です。 大きなトリゴンがあります。
上は茎の横断面です。 ハネゴケ属の茎は皮層細胞が厚壁で、髄細胞とは明瞭に異なります。
(2024.9.7. 北八ヶ岳)
◎ タカネハネゴケはこちらにも載せていますが、枝分かれの様子などが異なります。 生育環境によるものでしょうか。
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