写真は2024年11月に京都府南丹市の美山で採集され、しばらく育てられた後に分けていただいたもので、ナシガタソロイゴケ Solenostoma pyriflorum だそうです。 この類は私には雌花序が無いとお手上げで、同定された結果を信じるしかありません。 平凡社ではブナ帯以上に分布となっています。
なお、上の写真のスケールの最小目盛りは 0.1㎜です。
平凡社では葉は長さ 0.8~1㎜となっていますから、上の写真はそれより少し小形です。
葉は円形で円頭です(上の写真)。
上は葉身細胞です。 下はもう少し倍率を上げて細胞壁に焦点を合わせた写真です。
細胞壁は薄壁で、トリゴンが発達しています。
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