2025-01-16

ヤナギゴケ@1月

 湿った土上にヤナギゴケ Leptodictyum riparium がありました(上の写真)。

 よく見ると、あちこちで胞子体が立ち上がり始めています。 春のかすかな気配を感じます。

 茎は横に這い、不規則に分枝しています。 茎頂近くの葉はほとんど広がっていません。

 葉の長さは平凡社では 1.5~2㎜となっていて少し短めですが、平凡社には「(本種の)配偶体は環境による変異が著しい。」とあります。
 上の写真では中肋がどこまで延びているのか分かりにくいのですが・・・

 中肋は葉長の3/4近くにまで延びています。

 葉の先端は長い細胞です(上の写真)。

 翼細胞は矩形で少数です(上の写真)。

 上は葉身細胞です。

(2025.1.11. 神戸市北区)

◎ ヤナギゴケはこちらにも載せています。

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