写真はミヤマハイゴケ Eurohypnum leptothallum です。 岩上にありました。 乾くと上のように葉が茎に接し、その時の枝は葉を含めて幅 0.5~1㎜です。
生育している様子や乾湿による変化はこちらにありますので、今回は省きます。
上は枝葉で、長さ約1㎜、卵形で凹み、先が急に細くなって鋭頭でときに多少曲がります。 葉縁上部には細かい歯があります。 中肋は2本で短く、不明な場合もあります。
上は翼部です。 小形で方形の細胞が葉縁から中肋方向に8~12列、葉縁で20~30個が並びます。
上は葉身細胞です。
上は右が葉先方向です。 倍率を上げ、焦点の合う深度を浅くすると、細胞上端の小さなパピラの存在が確認できました。
上の写真では少し短いですが、偽毛葉は糸状です。
上は茎の断面で、表皮細胞は小さく厚壁です。
(2025.5.1. 京都市下京区)
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