上はヤマトフデゴケと混生しているイヌムクムクゴケ Trichocoleopsis sacculata です。 前に同じ場所で採集した4月上旬の本種を載せましたが(こちら)、その時に比べて新しい枝が伸び、存在がはっきりわかるようになっていました。 雨に濡れて細部が分からないのが残念ですが・・・。
上は腹面から撮っています。 背景は1㎜方眼です。
上の2枚も腹面から撮っています。 どの葉も最腹側の裂片が内側に巻きこんで袋状になっています。 腹葉は茎径とほぼ同じ幅で、上の透過光の写真では茎の影に入ってほとんど見えません。
上は葉です。
上は茎についていた腹葉で、枝の腹葉よりかなり大きなサイズです。 腹葉は2裂し、長毛があります。
上は葉身細胞です。 油体は各細胞に20~30個あり、米粒形~球形で、微粒の集合です。
(2025.6.1. 京都市右京区京北上弓削町)
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