2025-06-22

タカネツキヌキゴケ

 上はタカネツキヌキゴケ Calypogeia neesiana でしょう。 雨中のTG-6での撮影で、画像はくっきりしていません。 亜高山帯ではふつうに見られるコケですが(こちらこちら)、撮ったのは京都市右京区京北上弓削町の標高500m付近です(2025.6.1.撮影)。

 茎葉体の幅は約3㎜、腹葉は茎径の2~3倍幅です(上の写真)。

 上は葉で、右が背縁です。 背縁の細胞は中央部の細胞より細長くなっています。 下はその拡大です。

 上の写真で、上が葉の背縁です。

 上は葉身細胞です。 トリゴンは無く、油体は無色でブドウ房状です。

 上は腹葉で、下に少し茎の表皮がついています。 やや凹頭で、左右の肩の部分にも軽い凹みがある場合が多いようです。

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