雨で濡れて分かりにくくなっていますが、上はヒメシノブゴケ Thuidium cymbifolium のようです。 上の写真では岩上を這う茎はあまり目立たず、そこから出る枝がよく目立っています。
茎は3回羽状の枝を平らに出しています(上の写真)。 上の写真の目盛の単位は㎜です。
上の写真は、茎葉(上)と、その葉先(下)です。 茎葉は三角形の基部から急に細くなって長く伸び、葉先には1列の透明な細胞があります。
上は枝で、枝葉は卵形で鋭頭です。
葉身細胞には先の分かれない鋭いパピラが1個あります。 上は枝葉ですが、茎葉でも同じです。
茎は毛葉に覆われています(上の写真)。 上の写真では左上隅などに少し茎の表面が見えています。
上は毛葉です。
(2025.9.29. 福岡県 野河内渓谷)
◎ ヒメシノブゴケはこちらにも載せています。







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