写真の蜂は、「 Information station of Parasitoid wasps 」にあるコマユバチ科コウラコマユバチ亜科(
こちら)のヒゲナガコウラコマユバチ(
Ascogaster formosensis )によく似ています。 しかし、翅を閉じたまましか撮っていませんので、後体節の様子が分からず、検索表の使用が難しいので、「?」付きのタイトルにしておきます。
コウラコマユバチの「コウラ」は、後体節の第1~3背板が融合し、残りの背板を覆う甲羅状になるところからでしょう。 大腮は内向です。
コウラコマユバチの仲間は、いわゆる飼い殺し型の単寄生蜂です。 チョウ目の卵内に産卵しますが、孵化した幼虫は初齢幼虫のまま寄主の幼虫が蛹の直前に育つまでじっと待ち、それから寄主を食べ始めるということです。
藤江さんに見ていただき、タイトルにつけていた「?」を取りました。 パーキンスコマユバチ( A. perkinsi )にやや似ていますが頭楯の形状と触角の節数で判別できるということです。 (2015.1.10.)
(2014.11.11. 堺市南区鉢ヶ峯寺)
◎ ヒゲナガコウラコマユバチは
こちらにも載せています。
0 件のコメント:
コメントを投稿