雨の日が多いですね。 止んでいてもいつ降りだすか分からない天気がこれだけ続くと、なかなか虫や花の写真を撮りに行く気にもなりません。 しかし、きのこはいろんな種類がたくさん出てくれていて、楽しめます。 今回はそのうちの一種を・・・。
上の写真にたくさん写っているきのこは全てヌメリコウジタケです。 もっとも、ヌメリコウジタケは1本だけ出ることは稀で、出る時は群生する場合が多いのですが・・・。
ヌメリコウジタケは、その名のとおり、特に若いきのこは傘も柄もヌルヌルです。
傘の裏は鮮やかな黄色です。 上の写真で傘の裏に直線状の凹みがありますが、変色性が無いことを確かめるために私が傷つけたものです。
ヌメリコウジタケはイグチ科に分類されていて、傘の裏には管孔があり、ヒダはありません。 下はその拡大です。
ヌメリコウジタケは食べることができます。 実際に食べている人もいるようですが、肉に酸味が有り、あまり好まれてはいないようです。 傘の裏の色と艶のある柄は鑑賞に値すると思いますが・・・。
(2015.9.4. 堺自然ふれあいの森)
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