上はシロテングタケの幼菌です。 シロテングタケの被膜は比較的丈夫なようで、柄が伸びて子実体を包み込んでいた淡黄土色の被膜が分断されても、傘の表面を覆っていた被膜はそのまま残っています。
柄の基部にはつぼの取れたあとの内層が残っています。
上は胞子を出し終え、役割を果たし終えて倒れていたシロテングタケです。 傘が大きく広がったこの段階でも、傘の表面の被膜は、まだ膜状に残っています。
被膜の下の傘表面も柄も粉物質に覆われています。 つばは白色で、傘が開く時に細かく崩れ落ちますが、傘の縁部にはつばの破片がくっついています。
ひだは密で、白色~淡クリーム色です。
幼菌の柄の何者かにかじられた跡にノミバエ(
オオキモンノミバエ?)のメスが来ていました。 産卵でしょうか?
(2015.9.4. 堺自然ふれあいの森)
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