上は自宅の庭に咲くフクジュソウ
Adonis ramosa です。 もう20年以上も前に正月の寄せ植えにあった1株を植えたものですが、半日陰の場所で徒長気味で、肥料も全く与えていないのですが、徐々に増え、今年は4輪の花が咲きました。 フクジュソウもスプリングエフェメラルの一種。 この花を見ると春を感じます。
フクジュソウの花を見ていると、開いていたり閉じていたり。 直射日光が当たっていると開いているようなので、明るさが関係しているのだと思っていたのですが、岐阜県教育委員会の
こちらを見ると、どうもフクジュソウの花の開閉には温度も深く関係しているようです。 考えてみれば当然で、訪花昆虫が動けない低温時に花が咲いても意味がありません。
上はフクジュソウの花です。 キンポウゲ科の花らしく、オシベもメシベもたくさんあります。 F値やシャッター速度に注意しながら写真を撮っていると感覚的によく分かるのですが、福寿草の花弁の光を反射する率は相当高いようです。 光と同時に熱も反射しているわけで、パラボラアンテナのような花の形と相まって、花弁で囲った空間の温度を上げることで、訪れた虫たちの活動を活発にし、受粉効率を高めているのでしょう。 フクジュソウの花は蜜を出さないのですが、この温かさも虫たちを呼び寄せるのに役立っているのでしょうね。
3 件のコメント:
ウチの庭でも咲きかけてます、詳しいお話しリンクさせていただきました(事後報告で・・・)
下のアドレスですね
http://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/b9f241b25752385e222ebfd639625f75
ハイ、そうです、ありがとー。
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