1週間前にゼニゴケの精子をこのブログに載せました。 精子が作られている時期なら卵細胞も作られているだろうと、ゼニゴケの造卵器を観察することにしました。
ゼニゴケの雌器床は深く8~10裂し、それぞれの裂片は指状突起と呼ばれています。 高さ5mmほどの雌器托の、まだ開ききっていない雌器床の指状突起の間にカミソリの刃を入れて手前の指状突起を取り去ったのが下の写真です。
造卵器は簡単にみつけることができました。 上の写真の黄色い四角で囲った所に、薄茶色をした造卵器が並んでいます。
上は1枚目の写真と同じ所をもう少し薄くして透過光で見たものです。
上は別の切片で、造卵器のある場所をさらに薄く切り、造卵器を見易くしたものです。 造卵器の頸部が曲がっているのは、切り方がまずかったためでしょう (-_-;
造卵器の基部には偽花被(たぶん)も見られました。
◎ 上記の造卵器に精子がどのようにしてたどりつくのかは、こちらに載せています。
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