2017-02-24

オオハリガネゴケ

 この記事は当初「ツクシハリガネゴケ?」としていました。 納得できないところがあったので「?」をつけていたのですが、オオハリガネゴケ Bryum pseudotriquetrum だったようです。 たくさんの無性芽がついていましたが、私の調べた範囲ではどの図鑑にもオオハリガネゴケに無性芽がつくとは記載されておらず、検討対象から外していたのが誤りの原因です。 タイトルの変更とともに本文も全面的に書き替えました。



 上は湿らせた状態です。 茎の中ほどにはたくさんの無性芽があり、上の写真では短い糸くずのように見えていて、湿らせる時に離れて葉にもくっついています。 茎の下部には仮根も多く、無性芽や仮根に覆われていない所の茎は赤く見えています。


 上は無性芽のついている所を拡大したものです。 乾いた状態では葉は上のように縮れています。


 上は無性芽で、細胞が1列につながっています。


 葉の長さは3mmほどで、葉先は短く尖り、葉の上部には小歯が見られます。 葉縁には舷があります。 古い葉になるにつれて中肋も赤くなる傾向があるようです。


 上は葉の断面です。 葉縁は反曲しています。


 上は中肋の断面です。


 葉身細胞は菱形~六角形で、長さは 40~50μmほどです。

(2017.2.8. 西宮市名塩)

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