上はヒメカガミゴケ
Brotherella complanata でしょう。 平凡社の図鑑では生育地は「山地の岩上」となっていますが、スギの倒木の幹に生えていました。
茎は不規則な羽状に分化しています。
枝は扁平に葉をつけています。 上は乾いた状態ですが、葉は展開しています。
枝葉は狭卵形で、漸尖しています。 上部の葉縁には目立たない歯があります。
翼部には大形の細胞が1列に並びます。
葉身細胞は線形で、65~85μmほどの長さです。
蒴は円筒形で、蓋には長い嘴があります。
(2017.12.13. 京都市 貴船)
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