2017-12-21

ケネジクチゴケ


 水飛沫のかかる岩上にいろんなコケが混生していました。 上の写真の蒴やいちばん多い幅の広い葉はアオハイゴケですが、濃い緑の、背の高いコケがケネジクチゴケ Barbula subcomosa です。



 葉は広披針形で、中肋は葉頂に達しています。


 上は葉の折れ曲がった所を撮ったもので、折れ曲がっている所の外側を見ると葉身細胞にパピラがあることが分かりますが、ネジクチゴケなどとは異なり、葉身細胞の輪郭は明瞭です。


 葉腋にはたくさんの無性芽がついていました。


 上は無性芽だけを撮ったものです。 この無性芽は前に載せたハマキゴケの無性芽によく似ています。 そこで、最初このコケの名前を調べようと、平凡社の図鑑でセンボンゴケ科をいろいろ調べたのですが分からず、O氏に同定していただきました。 教えていただいてから平凡社の図鑑を見ると、ケネジクチゴケは検索表にあるだけで、種別の解説は載せられていませんでした。

(2017.12.13. 京都市 貴船)

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