タチカモメヅルについていたキョウチクトウアブラムシ
Aphis nerii です。 なお、タチカモメヅルは従来ガガイモ科とされてきましたが、ガガイモ科とキョウチクトウ科が近縁であることは以前から指摘されており、APG分類体系ではガガイモ科はキョウチクトウ科に含められています。
キョウチクトウアブラムシは前にも載せていますが(
こちら)、この時は無翅虫ばかりでした。 ところが、時期的には前回よりも4週間近く遅い今回は、有翅虫もいますし・・・
上の写真の左下隅の個体は黒っぽい翅原基を持っていますし、右上の有翅虫に踏みつけられている個体なども体色に似た翅原基を持っています。 みんな飛べるようになるのでしょうか。
上は翅脈が分かるように撮った有翅虫です。
捕食者も来ていました。
ナナホシテントウはさかんにキョウチクトウアブラムシを食べていましたし・・・
ヒラタアブの幼虫も来ていました。 上の写真の左端や中央上には体液を吸い取られてペシャンコになったキョウチクトウアブラムシの死骸が落ちずに残っています。
(2017.11.28. 堺自然ふれあいの森)
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