何度も載せている普通種のヒロハツヤゴケ
Entodon challengeri ですが(過去記事
1、
2、
3)、美しい蒴がついていたので載せることにしました。 育っていたのは波型スレート屋根の上です。 大気汚染にも強く、樹幹や岩の上など、ほんとうにいろんな所で見ることのできるコケです。
蒴は上向きです。 蒴の長さは、帽も蓋もあって分かりにくいのですが、3mm程度かそれ以下でしょう。 エダツヤゴケの蒴はもう少し長く、4mmに達します。
上は葉ですが、藻類らしきものがくっついていて、糸状の変な模様が入ってしまいました。 翼部には方形~矩形の細胞群があります。 2叉する短い中肋があるのですが、不明瞭で、上のように中肋部のピントが少しあまくなると、分からなくなります。
(2018.11.14. 大阪府豊能郡豊能町)
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