岩壁にクシヒゲホシオビコケガ
Aemene altaica がとまっていました。 50cmほど上にもう1頭いましたし、新鮮なようですので、この近くで羽化して間もなくではないかと思います。
本種の幼虫は地衣類を食べて育つと言われていますが、周辺は蘚類ばかりでした。 蘚類に混じって地衣類が隠れているのでしょうか?
本種は開張2.5cmほどで、これまでは
ホシオビコケガ A. altaica と呼ばれていましたが、最近になって、クシヒゲホシオビコケガと クシナシホシオビコケガ
A. takahashii とに分けられました(日本蛾類学会発行の機関誌「蛾類通信285号」.2018)。
上は1枚目の写真に赤い楕円を書き込んだものです。 クシナシホシオビコケガでは、この楕円で囲った所に小さな黒斑が3個並んでいるようです。
(2019.9.11. 兵庫県宝塚市 最明寺滝)
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