2019-10-24

ホソバミズゴケの胞子体



 ホソバミズゴケ Sphagnum girgensohnii がたくさんの胞子体をつけていました。 ミズゴケの仲間の胞子体は球形で、蓋は扁平、多くの蘚類の蒴柄のように見える所は配偶体の組織で、偽足と呼ばれています。
 これを瓶の中に入れておいたところ・・・


 胞子体が胞子を射出し、勢いよく飛び出た胞子がガラス瓶の壁にへばりついています。 丸かった胞子体は一瞬にしてスリムな姿に“変身”します。 なお、蒴歯は存在しません。


 上は自然環境下で胞子を出し終えた胞子体の集団です。

(2019.9.14. 北八ヶ岳)

0 件のコメント: