下は Part1の 2013.10.24.からの引っ越し記事です。
スッポンタケ Phallus impudicus は寿命の短いキノコで、美しい姿の状態にはなかなか会えませんが、今回はたくさんのスッポンタケの生えている所があり、いい状態の写真が撮れました。
※ スッポンタケに関する基礎的なことは、こちらの記事をご覧ください。
まずはスッポンタケ発見の経緯から・・・
薄暗い林の中を歩いていると、足元からベッコウバエが飛び立ちました。 飛び立った場所を見ると、スッポンタケがありました。
スッポンタケは、においでハエの仲間などを呼び寄せ、胞子を運んでもらいます。 このベッコウバエは、スッポンタケに惹かれるのですが、私がいるので近づくこともできず、30分ほどの間、ずっと近くにいました。
上の写真、右下にスッポンタケがあります。 そしてその奥、写真の上部中央の木の切り口にベッコウバエがとまっています。
上がそのベッコウバエです。
よく見ると、スッポンタケはあちこちにありました。 上の写真には1枚目とは異なるスッポンタケが2本写っています。
スッポンタケの「卵」もたくさんありました。 上の写真では、下中央と左端に「卵」が、右上に伸びたスッポンタケが写っています。 下中央の「卵」は、少し割れかけています。
たくさんの「卵」があったので、断面を作ってみました。(上の写真:この写真に関する解説をこちらに載せています。)
静かにしていると、ハエの仲間も来はじめました。 最初に載せたベッコウバエは私が立ち去るのを待っているようでしたが・・・。
上の写真は横に木があって回り込めず、この角度からしか写真を撮れず、ハエの種類は分かりません。
(2013.10.21. 金剛山)
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