2020-10-08

北海道・夏の終わりのホソバミズゼニゴケ

 8月31日に北海道(苫小牧市)で撮ったホソバミズゼニゴケ Apopellia endiviifolia です。

 上の写真の赤い円内は雌包膜です。

 葉状体の背面の疣状の膨らみは造精器の場所ですが・・・

 疣状の膨らみをも狙って断面を作ってみると、中は空洞でした。

 大阪付近では6月下旬に造卵器を確認しています(こちら)。 造精器も同じ頃に確認できるはずです。 そして11月には小さな胞子体が見られ(こちら)、胞子の飛散は翌年の4月初旬でした(こちら)。 上の写真だけからですが、北海道でもほぼ同じような生活環のようですね。


 

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