奄美大島で見たヒカゲヘゴ Cyathea lepifera です(撮影:2023.1.17.)。 山中を車で走っていると、点々と生えていました。 分布は奄美大島以南となっています。
大型の常緑木生シダで、高さは 10mにも達し、日本では最大のシダ植物です。 このような高さになるのは、他には小笠原諸島に知られるマルハチだけです。
葉は古くなると枯れ落ち、後には上の写真のような葉痕が残ります。 紀伊半島南部や四国・九州などにも分布するヘゴも、5mほどの高さになりますが、枯れた葉の基部が残り、上のような逆八の字形の葉痕は見られません。
◎ こちらには西表島で撮ったヒカゲヘゴを載せています。
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