写真はシロバナノヘビイチゴ Fragaria nipponica です。 北八ヶ岳の標高2,130m付近で 2023.6.24.に撮影しました。 分布は宮城県から中部地方までと屋久島で、高山帯下部の日当たりの良い草地に生育します。
本種はオランダイチゴ(=店に並ぶイチゴ)と同属で、同じような果実をつけ、食べることができます。
5枚のガク片とは別に、それより少し小さい副ガク片が5枚あります(上の写真)。
オシベは多数、メシベもたくさんあります(上の写真)。 このたくさんのメシベのそれぞれが果実を作ります。
果実は小さくゴマ状で、食べておいしいのはたくさんのメシベがついていた花床と呼ばれる部分が発達したものです。
上で、オランダイチゴと同じような果実を結実させると書きました。 本種の果実の時期には早いので、代わりにオランダイチゴの果実を下に載せておきます。
下は上の一部の拡大です。
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