コツボゴケ Plagiomnium acutum (雄株)の雄器盤がまるで花のようです。 雄器盤のすぐ下から複数の匍匐茎を出しています。
茎の高さは約45mmでした。
枝が雄器盤のすぐ下に集中しているようにも見えるので、ユガミチョウチンゴケなどコバノチョウチンゴケ属ではないことの確認のため、葉も顕微鏡観察しました。 舷があり、歯は単生ですし、上には載せていませんが、葉形からもコバノチョウチンゴケに間違いなさそうです。
いずれにしても、匍匐茎の多少や出る位置は、ほんとうにいろいろですね。
上は雄器盤の断面です。
(2023.7.16. 京都市北区雲ケ畑)
◎ こちらにはまだ若い雄器盤をつけた雄株を、こちらには伸び始めた蒴をつけた雌株を、こちらには成熟間近の蒴をつけた雌株を載せています。
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