上は岩上にあったホソヤスデゴケ Frullania densiloba を腹面から撮っています。 花被は3稜です(写真の中央上に写っています)。
円筒形の腹片は先が少し茎側に傾いています。 腹葉は幅が茎より少し広く、ほぼ全縁で、先が1/3まで2裂しています。
上は背面から撮っています。 背片の基部に3~4個の眼点細胞が列に並んでいます。 この眼点細胞は、腹面から見ると、腹片に隠され、ほとんど見えません。 なお、アオシマヤスデゴケは本種に似ていますが、眼点細胞は1~2列で8~16細胞長です。
上はスチルス(柱状細胞)にピントを合わせて撮っています。
葉(側葉)を切り離しました(上の写真)。 背片は卵形です。
背片だけにすると、眼点細胞がはっきりします。
上は葉身細胞です。
上は腹葉です。
(2023.7.14. 神戸市北区道場町)
◎ ホソヤスデゴケはこちらにも載せています。
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