2023-08-02

ダイセツヤノネゴケ

 写真はダイセツヤノネゴケ Bryhnia hultenii var. cymbifolia だと思います。 水の滴る岸壁で育っていました。


 葉は覆瓦状についています。

 上は茎葉です。 汚れの少ない茎の先に近い所の葉ですので、サイズは他の多くの茎葉より少し小さめです。
 葉身部は広卵形で凹み、縦皺があり、先端は微凸頭となっています。 基部は広く下延し、中肋は葉長の4/5で終わっています。

 翼細胞は大きく、薄壁です(上の写真)。 葉縁の細かい歯は全周にあります。

 上は背面の中肋先端付近です。 あちこちの細胞の上端に小さな突起があります。

 上は葉身細胞です。

(2023.6.23. 北八ヶ岳)

◎ ダイセツヤノネゴケはこちらにも載せています。

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